ウリン・エコアコールウッドのウッドデッキ施工はホーム建材デポにお任せ下さい。

腐食について

腐食しにくい木、しやすい木と、天然木の腐食問題は避けては通れない問題点です。

まず、腐食についてですが、ウッドデッキの設置環境によって、腐食具合も異なります。その中でも一番腐食しやすい所はといいますと、湿気の多いジメジメとした環境の所に設置するウッドデッキです。
雨が降ってデッキが濡れても、通気性もよく日当たりの良い所であればデッキは乾くのが早いのですが、風の通らない日当たりの悪い場所ではなかなか乾きません。そのジメジメとした環境が木の腐食を早めるのです。

天然木の腐食イメージ

「写真1」は、13年程たっているウッドデッキを解体した時に撮影したものです。
写真を見れば分かる様に、木は内側から腐食していきます。虫は木の柔らかい所から好んで食べていくので、木が柔らかければ柔らかいほど虫も入りやすく腐食もしやすいのです。
ウリン・イペ材は、木自体が固いので腐食もしにくく虫も入りにくいという、このような事があり、天然木の中で一番腐食しにくい木はウリン材やイペ材と言われているのです。

 

腐食を防ぐ方法

お客様がウッドデッキを大切にする気持ちが腐食を抑える一番の方法だと思います。

「写真2」は、施工当初は一定の間隔をきれいに開けて床板を並べていたのですが、経年するとともに木によって反りが出てきて一定の間隔がなくなってきているのが分かると思います。
天然木での問題点、腐る・反る・割れる、これらは自然現象なのでどうしようもありません。
ですが、一工夫する事で、腐食するのを多少なりとも抑える事は出来るのはないかと思います。

例えば、当店では、デッキの床板と床板の間に一定の間隔を開け、板を並べています。
板と板との間に隙間を開ける事で、風で飛んできたゴミや葉っぱが落ち、雨がふっても隙間から 水が流れる、風が通るので乾くのが早いという点を考えて施工しています。 この施工が腐食を防ぐ一つの工夫点です。

天然木の腐食を防ぐイメージ

また、ウッドデッキをご希望されるお客様の大半が、植物を育てるのが好きなお客様です。
「写真3」の様にデッキの上で植物を育てるのはとても良いと思います。ですが、ウッドデッキの床に直接プランターをおいて水を撒くと、プランターに撒いた水が床板にまで浸透し、浸透した床板の部分はプランターを上に置いてあるため、なかなか乾きません。
これが腐食の一番の原因のジメジメした環境になります。

では、どうすればいいのか?プランターと床板の間に台などを置くなど、定期的にプランター の位置を変えてみるなど、ちょっとした一工夫でジメジメ環境は防げます。

次に、腐食を防ぐとすれば、まず虫を寄せ付けない事です。
風で飛んできた葉っぱなどに虫、デッキ上で植物を育てていたらその植物についた虫など、様々な原因から虫が木につくと思います。
「写真2」は、経年で木が反ってきているので隙間の間隔が狭くなっていて、隙間が狭いとその隙間にゴミや葉っぱが、たまります。これを放っておかず、たまにウッドデッキをササっと簡単に掃き掃除するだけでも違ってくると思います。これらも木に虫を寄せ付けない工夫だと思います。

腐食を防ぐために、防腐剤を塗るのも大事ですが(ウリン材に対しては防腐剤は塗らない) ご自身がせっかく作ったウッドデッキを大切に使い、ちょっとした一工夫を行う事が、一番の腐食を抑える方法であると私どもは思います。

 

経年による変色

天然木の経年変色イメージ

天然木なので、経年すると変色し、どの天然木も変色するとグレー褐色になります。

「写真4」は、ガレージデッキを施工し、施工後直後に撮影したものです。「写真5」は施工して2年後 に撮影したものです。
2年経つと、この様に変色してしまいます。 特に紫外線が強い所では、変色するのが早いのではないかと思います。

「変色すると、また雰囲気が違ってあじが出て良い」と思うお客様も居れば、「施工後直後はきれいだったのになんとなく汚く見える」と思うお客様も居て様々です。

当店で扱っている天然木はウリンとエコアコールウッドです。
ウリンの場合、塗装しても色が入りませんが、エコアコールウッドは塗装可能ですので、 変色が気になるお客様は3年に一回位のペースで塗装して色味を保つようにご説明しています。

 

人工木 ウッドデッキの経年劣化

人工木のウッドデッキは経年変化しないんですよね?

この様によくお客様に聞かれる事が多いです。人工木は経年変化しない、変色しない、腐らない、この様な情報をお持ちのお客様にご説明致します。
人工木とは、半分は木の粉、半分はプラスチックの人工的に作ったもので、プラスチックが 入っている為、紫外線などによる経年劣化がおきます。
例えるならば、日当たりの良いベランダに置いていた洗濯ばさみを、使おうとすると突然バキっと割れて使えなくなった経験はありませんか。それと同じ現象とお考え頂ければ分かりやすいかと思います。

天然木ならば、変色、腐食であったりと、目に見えて経年変化が分かります。腐食していると当然危険ですので、新しい木に変えるまではデッキの上に上がらないなど注意が出来るのですが、人工木の場合、目に見えて経年変化が分からないので、ある時突然バキッと床板が落ちてしまう可能性もあるかもしれません。
お客様に憩いの場として活用してもらいたく、ウッドデッキを施工しているのに、ウッドデッキが原因で万が一、お客様が怪我などした場合、その場は悲しい場になってしまいます。


(この様な理由から、ガレージデッキや高所や傾斜地など危険性のある場所での、人工木ウッドデッキ施工は当店はお断りしています。)

 

ホーム建材デポマップ

ホーム建材デポ

〒561-0843 大阪府豊中市上津島1-2-30

TEL: 06-6867-0110
FAX: 06-6867-0112
Mail: info@wood-depo.com
定休日: 水曜日

お問い合わせはこちら